やぁやぁみなさん今日は訳あって大会を早退してこんなにも早い時間から更新してます。
では始めにコレを見せましょう
ハイ。これはもう鉄くずと化しました。
だって動かないんだもん!
パッと見、「あれ?この自転車、右に曲がる用の自転車かな?」とか思えますが実際動かしてみるとタイヤが全く回らない・・・。
つまりただのガラクタです。
では今日はナゼこのような事態になったのかをネタとしてお伝えしたいと思います!!
朝の6:30、ヒートは意気揚々とした様子で家を飛び出した。
今日は卓球の個人戦の大会がある!!
今日の相手は2年生とだ!! 今年こそいいとこまで進むぞ!!
友達との待ち合わせ場所に着き、友達と合流。
そして私を含めた4人(ヒート、トマト君、マウス君、羽君)で目的地の会場まで自転車を急がせた。
4人で最近発売したカードについてペチャクチャ喋っていると通り道の土手まで通りかかった。
そう・・・そこで事件は起こったのだった・・・。
ヒートは自転車をこぎながらトマトと喋っていた
「あと少しでつくね、トマト」
「ああそうだな・・・ん? あれは・・」
目の前には分かれ道があった。
一つの道はまっすぐに進めば普通に会場に到着にする。
もうひとの道は土手を下る下り坂になっていてそのまま進むとまたさっきの道に戻るという道になっていた。
それをみたトマトはどっちに行く?と聞いてきたので、そのまま上のほうを行こうと言いかけた。
しかし何を思ったのか私は「昨日は下のほうを通ったなぁ~」と考えており、うわの空だった私は
「下のほう」
と、間違えていってしまった。
われに返った私は「いやっ・・そうじゃなくて・・」
訂正しようとしたがもう遅くトマトを含む3人は下のほうに行ってしまった
まぁ・・ええか!!
そして自分も下り坂を下ったが、思いのほかスピードが出ていた。
「ぉぉぉぉおおおおお!!!」
すると不意に、何か音がした
ガチャン
すると同時にペダルが軽くなった。
なんだ!!
・・・・・・・・・・!!!
ギアが1になってる!!
そう・・そのときギアを3にしていたハズだったが何故だか1になっている。
「ぁわわわわわわわわわわわわわわ!!」
急にペダルが軽くなったためにバランスを崩した。
「ぅおおおおおお!!!!」
自転車は下り坂のため猛スピード。
その時人間の本能が告げた。やばい。
必死にバランスを取り戻そうとするヒート。
もう自転車は暴れ馬の如く暴れ狂っていた。
すると自転車は急に左にそれる。
だが・・しかしその道の左側にはコンクリートで出来ている道と土手とを区別する仕切りがあった。
自転車の前輪がコンクリートをかすめた
「ガリガリ・・ガリガリガリガリ!!!」
ガン!!
辺に、鈍い音が鳴り響いた。
その瞬間私は羽が生えたような感覚を覚えた気がした・・・
そう・・いま空を飛んじゃってる♪
ああ・・・・・・・・・・・そらとんでる・・・・・・・・そういえばうちのじいちゃんも交通事故にあったこともあったな・・・・・・・・・そのときじーちゃん7メートルも吹っ・・・・ズサァァァァァァ!!
その姿はまさにマンガ。
顔面から地面に突っ込んじゃいましたよww
とたんに腕と顔面から激痛が襲う。
「いってぇぇぇぇぇぇぇええええええぇぇぇええええ!!」
痛みにもだえ苦しむヒート
痛みのするところを確認すると顔から血、腕がすんげーことになっている、足からも血が噴射。 やべぇな。
それにきずいた仲間たちが戻ってきた。
「おっおい!! だいじょうぶかヒート!!」
おまえら・・・・
これのどこが大丈夫だと思うんですか?
まぁそんなことも言えず、痛みに苦しみながらマウス君に「め・・めがね・・メガネを拾ってくれ・・!!」
マウス君が着地地点を捜索すると見事にメガネは粉砕。
ある程度予想はしてましたがまさかトラックに潰されたような姿になるとは思ってませんでしたよ・・・。
するとなぜか口に苦味が走った。
うっ・・このあじ・・・雑草だ・・・。
おそらく顔面から突っ込んだ時大量に口に侵入してきたんだろうな・・
もうなんなんだよ・・雑草のフルコースなんて食いにきたんじゃね~よ。
ぺっぺっと吐き出すと口を切っていたらしく真っ赤な唾液になっていた。
そのときよく映画であるケンカの後のシーンを思い出した。
ちょっと俺・・いまかっこいいかも・・・
バカな勘違いをしてしまいましたww
顔面からすっ転んだ人がなにいってんだかねww
その後なんとかその辺の遺留品(?)をかき集め自転車に再度乗ろうとした。
・・あれ?
そう・・最初に見せたとおりあの人類最高の発明品、自転車がただの鉄くずになっていた・・・。
うわ~~~~~~。
しかたがない。歩きで行くか!! と思いスク~ルバックを右手に持つと腕に痛みが走った。
ああ、腕、すんげ~~ことになってたんだっけ・・・。
てなわけである程度の荷物を仲間達にたくし、そのまま3人を先に行かせて一人徒歩で会場に向かうことに。
そのまえに近くに公衆トイレがあるのでそこの鏡で自分の顔をチェックしてみた。
・・ん? なにがあったの?
これが自分の顔に対しての第一印象です。
とりあえず私は先ほどのごたごた中羽君にもらったバンソーコーを顔に貼りトイレをでて会場へ向かった
はぁ・・・なんて最っ悪な日だろう・・。
「おに~~ちゃあ~~~ん。 そこのおに~~ちゃ~~ん」
うしろから声が聞こえた。
振り返るとそこにはとても優しそうなおばちゃんが走ってきていた。
「なんでしょう?」
そう話しかけるとおばちゃんがケータイを差し出した。
「これで親に連絡しな。」
うっ・・な・・なんて優しいおばちゃんだろう・・・。
ここでちょこっと感動。
続けておばちゃんが「さっき犬の散歩をしてた時におにいちゃんが転んだの見たんだよ」といった。
しかしおばちゃん犬を連れてない。
つまりワザワザ私のために家に戻り必要な荷物を持ってここまで追いかけてきてくれたのか・・・
そしてまた感動
しかしここで親が来ると家に帰らなくてはならない。
最後の大会だ、何とか説得しよう!!
そこでいろいろと事情を説明。
なんとか「しかたがないわね・・」と納得してくれたおばちゃん。
するとおばちゃんは手に持っていたものを差し出した
「これで顔をふきな。よごれてるよ。」
差し出したのはおしぼり。
感動メーターはピークに達していた。
「・・ありがとうございます」
顔を軽く拭きお礼を言って分かれた。
初対面だというのにこんなに優しくしてもらった・・友達だというあの3人とは大違いだ・・・。
するともう人間の優しい心に感動し、目の前は涙でいっぱい。
するとこんな歌が頭で流れてきた
「♪~~うえをむ~~いて~~、あるこ~~およ、涙が こぼれ~ないよぉおに~♪」
しかし何とかこらえきり会場へ到着。
そこででむかえていたのは友達の興味深々の目。
「ど~したのヒート!!」
「なにがあったんだ!!」
「Oi!!」
そこら辺は適当にジョークを交えて「俺は大丈夫だ!!」的なところを見せ付けてそのばをしのぐ。
ああ・・恥ずかしい・・・。
まぁいいや・・早く練習しよう・・
試合前に練習しようと思ったが痛くて握れない。
そこで本部にいる先生に状況を説明をしてシップとガーゼをしてもらった。
シングルスの大会が始まりしばらくたつと自分の番がまわってきた。
時間はそれなりにたったがまだ腕は超痛かった・・。
でも今日で最後の大会・・
なんとかその状態で試合をしたが全然力が入らず2年生に負けてしまった。
超悔しかったですね。
あんな雑魚いつもなら余裕で勝てるのに・・。
そのあと先生がその状況を見て早退をしろといってきた。
しゃーないのでそのまま早退
そのあと迎えの車の中でないちゃいましたよ♪ 何年振りでしょうね~~。
そして家に着きそろそろ大会が終わったと思えるころ、マウスから電話がかかってきた
「もしもしヒート」
「ああ、マウスかど~~した?」
「今からキャッチボ~ルできる?」
・・・
出来るかボケ!!!!!!!